こんばんわ。

今日は少しトーン低めな話。

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今日、同じ研究室の友達が休学、実質的には大学を去る事になった。

今思うと、そんなフラグがいくつも立っていた事に気付かされる。どうしてあの時に気付けなかったのだろう。過去を振り返ると後悔する事ばかり。後悔先に立たず。

就活と研究。やりたい事とやらねばいけない事。夢と現実。
この葛藤は、この時期多くの人が直面することだから仕方がない。

でも。真面目な人が辛い目に遭い、不真面目な人がふらりと卒業する。
どうしてこんな事が罷り通るってしまうのだろうか。

納得いかない。

今からでも何か出来る事があれば力になってあげよう。そう思う。

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そして、もう一つ。どうしても納得いかないことが。

大学を去る事になったもう一つの理由が、やはり心の問題だった点。
これは、うちの研究室の大きな問題点の一つだと思う。こうやって脱落するのは2人目。ただ、この2人のケースは共に「心が折れた」というよりも、「心を折られた」というのが正しいと僕は思っている。
それはメンバーの過激なイジリが存在したから。2人が居なくなり、今は僕がその餌食になっている。まぁ、イジられ耐性はかなり付いているので華麗にスルーしていますが。
しかしながら、この点が理由の一つだと気付いていながらも誰も反省しようとしない。むしろ「ああ、帰らない人に…」なんて冗談を言っている。はぁ。

同じB4の言葉。
「これぐらいで心折れるんなら学校の先生なんて向いていない」
先生を目指していた仲間に向けて。まぁ、モンスターペアレントとか人に神経質な現場だから、この言葉はある程度的を得ているかもしれない。
でも、それ以外は「彼のディスプレイもう使わないからもらっていいですか?」とか「研究資料だけさっさと渡してもらいたいんだけどw」なんて言葉が研究室を飛び交っていた。

頭の回転が速いキレ者ばかりで、責任感も強く、研究もバシバシこなす凄い奴ら。その点では本当に年下ながら感心しきりだし、尊敬さえ出来る。
しかしながら、冗談とは思うけれどこのような事を軽々と言う人を受け入れられない。自分の懐が狭いのかも、と思い悩んだ時期もあったが、今は確信した。無理だ。

冗談を受け流す、そんなスルースキルが必要ということは重々承知。
でも、人を「自分は蛆虫以下だ(笑)」なんて言わせてしまう。先輩に鍵を投げつける。そんな態度を取る仲間にスルースキルを語る資格はないはずだ。『お前達にも反省すべき事がある』と伝えなければいけない。誰かが。いや、僕が。伝えよう。伝えなきゃ。

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今は僕とも遭いたくはないだろう。外を出歩きたくもないだろう。そんな彼の為に僕が出来る事はそう多くない。でも自分に出来る事がある限り、そっと手を差し伸べてあげたい。だって、友達だもん。