阪急阪神百貨店の説明会だった。

会社の仕事の説明を中心に、1時間ちょっとの説明会だった。

印象や思ったこと。
その中で内定者に見せる教習の映像を見た。売り場での販売の様子を見ていると、やっぱりいつもの感覚を思い出して楽しかったし、何か学べることがありそうでかなり見入ってしまった。やっぱり、販売を通してカスタマーに喜んでもらえるのは自分がやりたいことの一つだろうと感じた。
また、様々な研修もあり、ライセンスを習得することで自分を成長させることができるのもすごく魅力的だと思った。

人事と話してみると、やはり不景気の影響がかなりある業界だなと印象を受けた。
でも、ふと思った。
今、僕はアウトレットというまさに不景気の影響をいい意味で受けた仕事場で働いている。うちの店は不景気になってから、色々な点でと好転している。店に来るカスタマーは去年の数字と比べて常に多いし、毎月の目標もほぼ毎月余裕を持ってのクリア。おかげで、年末に全国の店舗の中からうちの店舗が選ばれて表彰された。まさに、絶好調のストアだ。
でも、そのせいか、日々バイトをしていて感じることがあった。それは、脱力感。
確かに内容面も去年と比べて良くなっているのは事実。でも、カスタマーが多いから自然と数字が取れてしまい、それにスタッフが慣れてきている。そして、その慣れと急な好成績でうちの店舗で”改善すべき所”や”努力すべき部分”がすごく分かりづらい。きっと、このままいくと不景気が終わると急にたくさんの問題点が見えてきそう。

でも、今まさに苦しんでいる百貨店は改善の真っ只中。この努力はこの不景気が緩んできた時、きっと芽を出すんじゃないか。そう思うと、不景気だからといって悪いことばかりでは無い様な気がしてくる。

この考えは甘いのか?